私たち

このプロジェクトのメンバーである阿部航太と児玉(阿部)美香は、2022年4月に〈地域おこし協力隊〉として高知県土佐市に移住しました。私たちが取り組んでいるミッションは「国際交流:海外からの技能実習生と地域住民との交流づくり」です。土佐市にて、技能実習生をはじめとした海外にもルーツを持つ人々と地域住民との交流をつくるスペースを立ち上げるために活動しています。

阿部航太

1986年生まれ。埼玉県出身。
2009年 ロンドン芸術大学卒業後、廣村デザイン事務所入社。
2018年 同社退社後、「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動を開始。
2018年から2019年までブラジルのサンパウロに滞在し、現地の路上文化についてのプロジェクトを実施。

多文化共生が浸透しているサンパウロでの生活をきっかけに、自分とは異なるルーツをもつ人たちと関わることに興味を抱く。帰国後、東京にて海外に(も)ルーツをもつ人たちと協働するアートプロジェクトを実施するなかで技能実習生の存在を知る。土佐市が掲げた技能実習生に関わる国際交流のミッションに興味を持ち、パートナーの児玉美香と共に移住。2022年4月から土佐市で活動をはじめる。

児玉(阿部)美香

1985年生まれ。三重県出身。
2009年 リンデンウッド大学(アメリカ合衆国/ミズーリ州)を卒業後、あいちトリエンナーレのスタッフとして働きはじめる。
2014年から2022年1月まで、名古屋市港区にある港まちづくり協議会にて勤務。

あいちトリエンナーレ2010の会場だった「長者町地区」で、アーティストのサポートと展覧会の運営を行い、まちなかで、人と人が関わりながら進んでいくプロジェクトに興味を持つ。
港まちづくり協議会では、アートプロジェクトだけでなく、防災やガーデンプロジェクト、まちに暮らす個人の話を記録していくアーカイブ事業などを担当。まちの人の話に出てくる外国人住民の話(その時は主に苦情)をきっかけに、地域に暮らす外国人の存在を意識しはじめ、土佐市のミッションに興味を持ち、パートナーの阿部航太と共に移住。2022年4月から土佐市で活動をはじめる。