プロジェクトが進行するなかで検討された「わくせい」の計画です。リサーチを続けながら、その経験を反映させ、計画を更新します。

計画 #2(2022.08.15更新)


「わくせい」は、高知県土佐市において、さまざまな背景を持つひとたちが、それぞれの目的をもって集う場所です。「わくせい」には大きく3つの要素があります。


① 「多国籍スパイスショップ」

土佐市には、多くの海外からの技能実習生たちが働き生活していますが、その彼ら彼女らの文化圏で食される調味料、ハーブ、インスタント食品、お菓子などを取り扱うショップです。

技能実習生たちにアドバイスをもらいながら、商品をセレクトし、実習生たちが故郷の味を楽しめる機会と、地域のひとたちが新しい食文化に触れる機会を同時につくります。


② 「デザインの学校」

地域の中学生、高校生を対象としたデザインを学べる私塾を開きます。デザインの基本はコミュニケーション。自分で考え、調べ、発信するという一連のプロセスを、さまざまな背景を持つ人たちが集う場所で学びながら実践します。


③ 「コミュニティスペース」

「わくせい」は上記ふたつの具体的な機能をもちますが、一方ですべての人に開かれたコミュニティスペースでもあります。定期的にイベントやワークショップを開催したり、日常的に立ち寄るペースがあったり、日常の中でさまざまな出会いを生む場所を目指します。




〈メモ〉

- 実習生にとっては、限定された時間ではなく、いつでも立ち寄れる場所であることが重要

- 実習生たちが主体性を持って取り組める“役割”をつくる

- 「コミュニティスペース」は、「スパイスショップ」と「デザインの学校」の間にある

計画 #1(2022.04.03更新)


「わくせい」は、高知県土佐市において、さまざまな背景を持つ人たちが、それぞれの目的をもって集う場所です。「わくせい」には大きく3つの要素があります。


① 「言語の学校」

技能実習生を対象とした日本語学習支援。また、日本人住民との言語交換。


② 「デザインの学校」

地域の中学生、高校生を対象としたデザインを学べる私塾。


③ 「オルタナティブスペース」

〈地域の全ての人へ開かれた交流の場〉として、イベント・ワークショップを開催。




〈メモ〉

- プロジェクト開始時のイメージ

計画 #2

計画 #1